こんにちは、もねです。

日々の暮らしや仕事の中で、「もっと効率よく覚えられたらいいのに」とか、「どうして私はこんなに忘れっぽいんだろう」と、自分を責めてしまうことはありませんか?

でも、記憶の良さも、あるいは忘れっぽさも、実はあなたの心を守るための大切な仕組みなのかもしれません。

この記事を通して、少しだけ心を緩めるヒントをお届けできれば嬉しいです。

神経衰弱で見えた「できる自分」という光

私が訪問看護で伺っている方の中に、トランプの神経衰弱がとても得意な方がいらっしゃいます。
訪問のたびに「もねさん、やろう!」と声をかけてくださるんです。

その方は一度見たカードの場所を魔法のように覚えていて、私はいつも完敗してしまいます。
「なんで分かるんですか?」と聞くと、照れくさそうに「覚えてるだけやで」と笑ってくださるその表情が、とても印象的なんです。

きっとその方にとって、この時間は単なる遊びではなく、「自分はこれができる」という確かな自信を感じられる、かけがえのない瞬間なのだと感じています。

「覚えていること」の強さと、その裏側にあるもの

素晴らしい記憶力は、楽しかった思い出を鮮明に残してくれるギフトです。
一方で、看護師としてその方の背景に思いを馳せると、ふと感じることがあります。

それは、良い記憶と同じくらい、過去のつらかった出来事や心に刺さったままの言葉も、鮮明に残り続けてしまうのではないか、ということです。

人生を整える3つの視点

人にはそれぞれ、その人にしか分からない「記憶との付き合い方」があります。

1. 「できること」を大切にする: 神経衰弱のように、自分の得意なことで自己肯定感を満たす時間は心の栄養になります。
2. 忘れっぽさは「心の防衛」: 私のように忘れっぽいことは、嫌なことを流して次に進むための、一つの才能かもしれません。
3. どちらも「その人らしさ」: 記憶力が良くても、忘れっぽくても、それはあなたを形作る大切な個性です。

どちらのあなたも、そのままでいい

「すごい」と言われる強さの裏に、誰にも言えないしんどさを抱えている人もいます。
反対に、忘れっぽい自分に呆れながらも、だからこそ穏やかにいられる人もいます。

覚えていることと、忘れていくこと。
そのどちらにも意味があり、どちらも正解なのだと思います。

人生は、いつからでも、何度でも整え直すことができます。
今のあなたのままで、少しずつ歩んでいきましょう。

もね🌺