こんにちは、もねです。

精神科訪問看護師として働いていると、病院やご自宅、時には少し意外な場所まで、日々いろいろな場所へ足を運びます。

私たちの仕事は、その方の生活の中にほんの少しだけお邪魔させていただくこと。
そこで見えてくるのは、表面的な情報だけでは決して計り知れない「人生の深み」です。

外側からは見えない「人それぞれの事情」

「どうして今の生活になったのだろう」「なぜ家族と離れてしまったのか」。
かつての私は、そんな疑問を抱いてしまうことも正直ありました。

けれど、じっくりとお話を聞かせていただく中で気づいたのです。

そこには必ず、その方だけの懸命に生きてきた物語があるということに。

仕事がうまくいかなくなった経験、守りたかった家庭の崩壊、病との折り合いがつかなくなった日々……。
いくつもの事情が積み重なって、今の景色があるのかもしれません。

1. 決めつけない「まなざし」を持つ

「どうしてこうなったの?」という色眼鏡を外し、「この人はどんな道を歩んできたのだろう」と想像すること。
その一歩が、相手の心を整える最初のケアになると感じています。

2. どんな場所にも「医療」の居場所がある

医療は、真っ白で綺麗な病院の中だけに存在するものではありません。
ゴミに囲まれた部屋でも、事件のあった場所でも、人が生きている場所すべてに届くべきものなのです。

3. 過去がどうあれ、今の生を支える

元社長だった方も、孤独の中にいる方も。

過去の肩書きや境遇に関わらず、今この瞬間を生きているという事実に、私たちはそっと寄り添いたいと思っています。

人生は、何度でも整えていける

人にはそれぞれ、言葉には尽くせない事情があります。
それを否定せず、まずは「そうだったんですね」と受け止めることから、再生は始まるのかもしれません。

どんなに複雑な背景があっても、医療や人の温もりが届くことで、ふっと心が軽くなる瞬間があります。

その小さな積み重ねが、未来を少しずつ変えていくのだと信じています。

どんな人生であっても、あなたは大切にされるべき存在です。

一歩ずつ、一緒に心を整えていきましょう。

もね🌺