こんにちは、もねです。

毎日を一生懸命に過ごしていると、「こうありたい」という理想や、譲れないこだわりが自分を支えてくれることがありますよね。

けれど、心や体の変化によって、今まで当たり前にできていたことが難しくなったとき、私たちはふと立ち止まってしまいます。

この記事では、ある女性との出会いを通じて、「自分らしく生きる」ことの尊さと、変化への向き合い方について、一緒に考えてみたいと思います。

読み終える頃、あなたの心が少しでも軽くなれば嬉しいです。

自分を慈しむ「こだわり」という生き方

私が病棟時代から長くお付き合いさせていただいている、80代のAさんという女性がいます。
Aさんは、暮らしの細部にとても深いこだわりをお持ちの方でした。

特にお食事に関しては徹底されていて、お味噌や梅干し、ふりかけに至るまで、すべて手作り。
きび砂糖や玄米を選び、市販のお惣菜を買う姿は一度も拝見したことがありません。

1. 「食べる」ことは「生きる」こと

「これが体にいいねん」と、使い込まれた本を片手に楽しそうに話すAさん。
旬の食材を取り入れ、自分で工夫して料理を作るその姿は、単なる栄養摂取ではなく、自分自身を丁寧に慈しむ時間そのものでした。

2. 正解よりも「安心」を大切に

時には医学的な根拠とは別に、ご自身の民間療法を取り入れられることもありました。
私は看護師としてそれを見守りながら、「その人にとっての安心」こそが、心の平穏には欠かせないのだと感じていました。

3. 変化という波に直面したとき

しかし、時の流れとともに、Aさんは足や膝を悪くされてしまいました。
あんなに楽しんでいた料理が、少しずつ難しくなっていったのです。

「できない」が増えるとき、心に起きること

昨日までできていたことが、今日はできない。その現実は、私たちが思っている以上に深く心を消耗させます。

饒舌だったAさんの言葉数が減り、表情が少しずつ曇っていく様子をそばで見守りながら、私は「生きることの切実さ」を感じずにはいられませんでした。

人生は、形を変えながら続いていきます。

けれど、あなたが今まで自分を大切にしてきたという「記憶」は、決して消えることはありません。

続きは、また明日お話しさせていただきますね。

もね🌺